騒音負け日記

騒音被害に遭っている人に何か参考になる事があればいいな…。

歴代・騒音主達

私は人生の中で騒音の苦情を入れた事が2回ある。

今現在2階に住んでいる騒音母娘と宅飲み大学生集団で、どちらも同じ建物になる。

管理会社がまるで騒音主の味方のような対応をしていたのは

騒音主の嘘や話の上手さだけでなく、2回目だったので聴覚過敏や神経質なクレーマーと決めてかかられていたのだろうなぁ…と思う。

 

苦情を入れたのは2件だけど、騒音に遭ったのは数知れず…。

歴代騒音主達を振り返っていきたい。

 

5年くらい前 1人暮らしの大学生の男の子(宅飲み大学生集団)

週1位で誰かを泊まらせては酒を飲み、夜が更けるほどに音は響きやすくなり、酔いが回って話し声も大きくなる。

聞き耳を立てなくても会話内容が分かるくらいで、夜でも窓を開けっぱなしなので余計にうるさい。

平日の事が多かったので眠れないのが迷惑だったけど、揉めるくらいなら我慢している方がラクだと自分に言い聞かせていた。

でも、学校生活に慣れて、友達が増えたのか飲み会頻度が多くなる。

最後には10人以上集まった。2階は1LDK…さすがに我慢出来なかった。

管理会社の人も注意喚起の張り紙程度では無く、すぐに直接注意してくれた。

 

「あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーっっっ!!!!!」

10日後の深夜に何度も奇声が響き渡った。

何かあったわけでは無く、ただただ声を振り絞るように大声を出す。苦情を入れられた嫌がらせだと思う。

女の子達の「キャ~~~♪」に被さるように、男の子達の「フォ~~~!」

こんな感じの騒ぎ方が続く。

部屋中を走り回っての追いかけっこも始まる。朝方4時やっと帰ったと思ったら掃除機をかけ出した。

また管理会社に苦情を入れる事になり、しばらくして引越していった。

 

昔住んでいた木造鉄骨2階建ては筒抜けだった。

子供の頃は戸建て。社会人になってからの会社の寮は鉄筋平屋の部屋シェアだったので同居のような感じ、規則が厳しかったので騒音とは無縁だった。

初めての集合住宅は選ぶときに、騒音の事など考えていなかった。

東京程ではないけれど家賃高めなので、払っていけなくなったらどうしよう…と

この時も築古を選んで、同じ間取りの相場より1割程度安い部屋を選んでしまった。

家賃の安さと民度は比例する。勿論ちゃんとした人だって居るけれど、隣人ガチャのハズレ確率はハネ上がるのだ。

 

住み続けていくうちに他の部屋は家賃が下がっていく。

今の部屋も昔の部屋も、住んで5年目にウェーイな大学生が大騒ぎ、10年目に非常識過ぎる母親と子供のせいで引越を決意するという全く同じパターンになった。

戸建ても考えたけれど騒音に遭った時に引越せるように賃貸にしたはずが、身体が悪くなって逃げるに逃げられないなんて…そこまで考えていなかった。

 

他にも色々な人が居た。

毎日、街宣車かと思うほどの音量で音楽を聞く若い男の子。注意しない母親。

向かいのマンションの奥様達に苦情とか入れないんですか?って囲まれた事がある。

ベランダで上階を見て嫌な顔をしていたので、私が犯人じゃないと分かったらしい。

 

同じく、スゴイ音量で音楽を聞き騒ぎ、壁に向かってダーツを投げる大学生。

コーン!という音が響くたびに「you winner!」やキューンと電子音に音楽も鳴る。

かなり頭の良い大学の人で、知能の高い人って生活もキチンとしているイメージがあったので、騒音は出すしゴミが玄関前に散乱しているし残念な気持ちになった。

 

会った事はない若い男の子。

1人暮らしだけど女の子がよく来ていて、いつも怒鳴り声がしていた。

夜中3時、女の子の悲鳴で起こされた。いつもより激しい怒鳴り声、グーで本気殴りをしている時の音がする。

「助けて~誰か助けて~!」

これは文句無しで通報していいよね…受話器に手をかけた時

「切られた~!顔切られた~!」

同時くらいに警察が来た、既に誰かが通報していたみたいだった。

1度も会った事がないまま引越して行った。

 

若い夫婦、とにかく子供が走り回る。

築古の木造鉄骨2階を選ぶのは無謀だと思う。

私もまだ若く、子供はウルサイものだと我慢我慢我慢我慢我慢していた。

マットを敷くなどの気遣いは一切無く、高熱で寝込んでいた時に辛くて天ドンしてみたら、更に足音はガンガンガンガンガンと大きくなり走り回り、親子の笑い声がした。

私がベランダにいる時に、腕を伸ばせるだけ伸ばしてカーペットをバタバタしてくるので、パラパラとゴミや輪ゴムが落ちてきた。

 

印象に残るのはこれくらいかなぁ…。

 

大きい音、時間外の音=我慢出来ないではない。

24時を過ぎて帰ってくる事がある会社員の男性に起こされていたけれど

日中より忍び足で物音を立てないように動いてくれているのが分かるので、腹が立った事は無かった。

 

足の悪い婆様はバットで床ドンされているような足音をさせていたけれど、他は殆ど音がしなかった。

一生住んでいて欲しかったけれど、半年ほどで引越した。

上階からの音の響き方を知っているので、まともな人は下階に気を遣うのだろう…

ここの2階の定着率が低いのは、板挟みになっているからだと思う。

 

騒音トラブル事件で生活騒音が理由だった場合、過敏だったクレーマーだったヤバイ人だったという扱いでTV報道される。

もしかしたら大音量や大騒ぎより酷かったのかもしれないと思うようになった。

もし、今の騒音母娘と宅飲み大学生のどちらかの下に一生住まねばならない選択をさせられたなら、100:0で大学生を選ぶと思う。