私の心のオアシスの騒音スレで、証拠録音の仕方を聞かれた。
対象物が動かなかったり、録音機器が拾いやすい音質だと録音しやすいが
重低音の足音物音の生活騒音や、いつどこのタイミングでくるか分からない衝撃音を録るのは簡単じゃない。
心臓がバクバクするようなスゴイ音を出されているのに、思ったように録れなくて困っている方は多い。
ここに記録しておく事で、これから証拠集めする人が
最初の手間や失敗を省いたところから始められるといいなぁと思います。
私自身が今まで動画を録ったのはディズニーパレードとお台場ガンダムくらい、スマホもiPhoneSE3。
アナログ人間のノーマル機種を使った録音術なので、初歩的な事を少しだけです。
うちの騒音主は、大きい衝撃音も出し、足音物音も途切れ目無く音を出し続ける感じ
踵歩きはガンガンよりもドゥンドゥン、ドゴンドゴン、ドーンドーンの重めの重低音。
動いて動いて動きまくるタイプ。
『騒音主が越してきたと思った時点で、すぐ録音を始めて欲しい。』
コロナになれば重篤どころでは済まないと言われていたので
騒音苦情を入れたら即立ち合いになると思っていて、他人に出入りして欲しく無かった私は我慢しまくった。
ストレスで血圧が上がり立っていられないほどになってから初めて苦情を入れて
苦情を入れる改善しないを数回繰り返した後に、証拠録音を始めた。
1番スゴイ騒音が録れただろう数ヶ月を無駄にしてしまった。
『全然入ってなくても消してはダメ』
ビックリするような衝撃音ガンッ!を録れたことがあった。
再生すると、遠くでキン…と金属バットで球を打ったような音が小さく小さく入っていた。
フローリングにスプーンを落とす音や硬い物でコンコンするような音は入るのに
それ以上の衝撃音や、天井中に響き渡るドゴーン!!や重低音の足音ドゥンドゥンドゥンは殆ど入っていない。
ここで1度諦めてしまった。
ドゥンドゥンドゥン!に合わせて揺れるガラスコップに入った水や
ズドン!の踵落としで、下階のタンスを通して上から下へ音が伝わっていく様子が分かるような揺れ方など、消していなければ衝撃映像だったと思う。
音量を最大にしてイヤホンで聴くと入っています。
実際の迫力や振動する感じは無いので、実際よりは小さく感じますが近くはなります。
それでも重低音の足音だけは難しい。スマホマイクは広く全体を録れるものではないし
足音はノイズとして入り難いらしい。
『録音のみの時間を作る、家の中でもスマホを持ち歩く』
ただただ自分の時間を犠牲にする待ち構え方式が、1番録れ高が良かった。
騒音主が居ないうちに必要な家事は済ませておく。騒音主が音を出す前に録音を始める。
騒音が入ったなと思ったらチェックを入れておく、見返す時間が無い時はチェックを入れたものだけでも確認して、編集で騒音前後の余分な録画をカットしておく。
うるさいと思ってから録るを繰り返していると、自分のやっている事を中断したのに
構えた時には音が止んだりして効率が悪い。
いつでもどこでも騒音を出してくるのが騒音主、録音の為の時間とは別に
来る!って予感がした時は、持ち歩いているスマホを構えて欲しい。
大抵その予感は当たる。
手にマメが出来たり、足が冷えて霜焼けになったので
自撮り棒、暖かい靴下やスリッパがあった方がいい。
ただただ騒音主の下でスマホを構えておく。
たまに自分は何をしているのだろう…と涙が出てくる。ハンカチもあった方がいい。
『比較音を入れない』
管理会社の人のサイトで比較音を一緒に録れと書いてあるのを見た事がある。
私は入れない方がいいと思う。
誰が想像してもセミの全盛期の鳴き声って同じではないかと思い
騒音主がセミより大きい音を出していた時、部屋中の窓を開けてセミの音が入るように録音してみた事がある。
セミは聞こえるままの音で、天井越しの音は実際より小さく小さくしか入って無かった。
反対に、この程度?って思われそう…騒音主がセミより静かみたいな錯覚が起こる。
おまけ『ドアスコープから撮影出来る』
夜中2時3時は静かにしてくれと言ったら、早朝4時からドンバン始まった。
証拠録音していると、玄関天井が揺れ出した、外出するみたいだ。
早朝、パーン!!パーン!!パーン!!1歩1歩が拍子木を叩いているかのような足音で階段を下りてくる。
4~5人居たが、やっぱりウルサイのは上階の騒音主だけだった。
どうしよう…騒音主は自然に平気で嘘を吐く、また居なかった寝ていたと言われる。
うちのインターフォンにはモニターが無い。咄嗟にドアスコープにカメラを向けたら、ぼやけているけれど映っている!
こんなの初めて知った。
騒音主の中にはドアを蹴ってきたり、掃除機のゴミパックの中身をぶちまけるような事をする人もいるらしいので証拠が録れるのではないだろうか?
私自身も録画出来ていれば良かったのにと思う経験をした。
振動音が酷い時は、玄関に避難して外からの音をノイズ代わりにして耐えていた時期がある。
23時を過ぎた頃に玄関天井が揺れ出した、外出だ。
その日は特別酷くて直接苦情を言おうと思い、ドアスコープから見ると階段の上に男の人が居る。
お客さんが来ている前で苦情を言われたくないだろうと諦めようとした瞬間
その男がうちのドアの真ん前まで駆け下りてきて、中指を立てて舌を出したポーズをするのだ。
コイツ!口、臭い!って思うほどの距離。
これが録画出来ていれば、騒音主にすっかり騙されている管理会社も良い人達だとは思わなかっただろうに…。
騒音主の別居の息子だった。
「息子に聞いたら、したって言うてたんよぉ~」って…
そう言えば、この人いつも首を傾げて困ったちゃんみたいな顔を作るけど、ゴメンネの一言も言った事が無い。
ボケてしまったので、練習をした。
いきなりレンズをかざすと、ドアスコープの中にピントが合ってしまう。
少しずつスライドさせていくと、ドア外にピントが合いやすい気がする。
すごく変質者みたいな事をしている気分になって凹むけれど、いざという時の為に練習しておいて損は無い。
ドアスコープ自体が防犯カメラになっているものもあるらしい。
外付けマイクや常時録音出来る物もあるけれど、必ず録音出来るかわからなくて買いづらい。
また新しい物を試したら書き込んでいきたい。
iPhoneの6sよりも、SE3の方が音が拾えている、ノーマル機種でも進化しているみたいだ。
これまで生活騒音は証明できないまま耐えられず引越というパターンばかりだったけれど
機材の進化やネット情報などで泣き寝入りせずに済む時代がくればいいなぁ…と思いました。