２０２１年末・直接の苦情

管理会社の年末年始の休業は長かった。

休業に入ってすぐの年末、苦情を入れる目安にしている照明器具がギギギ…と足音に合わせて鳴り始めた。

この位の足音になっている頃には、他の物音もかなり大きくなっていて

誰が聞いても騒音レベルになっている。

騒音対策を検索していると、トラブルにならないように管理会社を通すほうが良いと書かれているものが殆どです。

でも、この足音と一緒に正月を迎えられない…直接言いに行くことにしました。

出てきたのは６０代位の小柄な女性。

この人が天井を揺らす程の足音や、鉄球でも落としているのか？と思うほどの物音を出すと言っても信じてもらえないと思う。

いい感じに地味でちょっとダサくて悪い人に見えない印象と

初めてなのに親戚のおばちゃんと話しているような感じの人。

よく言えば人が好さそうだけど、苦情を入れられている緊張感がまるで無い。

年末の夜行バスでの帰省前だったそうで、年始に騒音主が来るという事になった。

とりあえず１番困っている深夜早朝お構いなしの天井中に響き渡る足音と、耳栓をしていてもビックリして心臓がバクバクするような衝撃音を止めてくれと伝えました。

夜２４時３６分に録音した足音も聞いてもらいました。

「え～夜は寝てるだけだよぉ～寝てるだけなのに何でだろぉ～？何でだろうねぇ～？」

苦情を入れられる側は突然の事なので、とぼけたり嘘を付くこともあるらしいので突き詰めていくような事はしませんでした。

深夜早朝に足音で起こされる事のない年末年始。１１ヶ月ぶりだった…。

年始に騒音主が来た時、いきなりビックリさせられた。

「包丁の音はあれ以上小さく出来ないしぃ～働いているから洗濯の時間は６時半じゃないと間に合わないんですぅ～」

…そんな事言って無いよね？

足音や衝撃音の事は無かったみたいになっている。

確かに、その人が台所に立つと牛一頭を捌いているのか？マグロでも解体してるのか？って感じの音がする。でも言って無い。

確かに、ベランダに洗濯機を置くような古い建物で、うちの排水口の隙間からバシャバシャと水の流れる大きい音がする。でも言って無い。

それを聞いた人は生活音でクレーム入れられたように思うかもしれない。

６時半なら洗濯させてやれよって思う人もいると思う。でも、６時半から始めるわけじゃないんです…６時半に出来上がるように５時台に始めるんです。

やたら働いているから仕方ない的な言い方をするけれど、１０時半出勤の成人した娘がいるのです。むしろ２馬力では？

そんな感じで聞いた人が勝手に自分の有利に想像してくれるような言い回しが上手いんです。

騒音主と話す時は録音しておくのがオススメ。

うちの場合は話を作り変えてしまう事や、人の気持ちが解らないような無神経な会話内容を録音を出来ていれば良かったと後悔しています。

騒音主によっては怖かった脅されたと被害者面する人もいるそうなので、録音は自分を守る為にもなりそうな気がします。

もう一度、振動がくるほどの足音と心臓がバクバクする程の衝撃音を何度も出すのを止めて欲しいと伝えました。

話し終わって自宅に帰った騒音主。

１分も経たないうちに鈍いけれど大きく響くドスーーーーン！！

嫌な予感がしました。